珍しいきのこ 乾燥フクロタケを味わう

こんにちは、MERINGI(めりんぎ)きのこマイスターの、めりです。
良く知られているきのこと言えば、しめじやエリンギやエノキタケ、しいたけなどスーパーに出回っているものが多いですが、フクロタケは中華料理に良く出てくるちょっと変わったきのこ。このブログはそんな日常から少し離れた変わったきのこの世界をお知らせします。
フクロタケって?
世界三大キノコの一つ『フクロタケ』
一般的に接することがあるならば、本格的な中華料理屋さんが多いです。
中華飯やカタ焼きそばのあんの中に野菜たちと混ざっています。
どれかわかりますかね?
何種類かあるきのこのうち、袋の中に閉じこもってそうなきのこがいますね。
それがこれ、
ぷりぷりとした食感で味にクセがなく食べやすいです。
フクロタケの生産は主に中国が盛んなのだそうです。
フクロタケとはいえ朽ち果てるまで袋状のなのではなく、
以下の画像のように子実体(良く知られるきのこの形)になって傘が開いていきます。
こんなフクロタケを生で購入するには『日本ふくろ茸ファーム』さんが販売しています。
他に出回っている缶詰などは輸入物が多いので適材適所使い分けていったらいいですね。
あえて乾燥フクロタケを味わう
そんな珍しいフクロタケですが、僕はあえて乾燥フクロタケを味わってみようかと。
さっそく楽天で購入しました。
名称は『草菇』中国語で読み方は『ちゃおぐー』(たぶん)
グーグル翻訳で聞いてみたらそんな風に言ってる感じがする。
さっそく封を開けて匂いを嗅ぐと『乾燥きのこ』って感じ。
先ほど説明したフクロタケの形状のまま乾燥されてるのかと思いきや、
傘がひらいた状態のも混ぜ合わせて乾燥させて袋詰めされてるような感じです。
イメージ通りのフクロタケを一つ取り出し、乾燥の状態でまずは味見をしてみます。
特に強く訴えかける味はないなと思っていたら、後から苦みが口の中に広がりました。
それでも我慢して次の変化を楽しみます。
が、
特に変わらずなので咀嚼(そしゃく)しきったところで飲み込みました。
次は本来の水で戻して調理する方法を。
一晩かけて戻したものを小さいフライパンに火にかけ、味は一切付けずに汁がなくなるまで火を通します。
最近乾燥きのこはこの調理方法で食べることが多いのですが、
火にかけてるときの匂いはどの乾燥きのこも同じようなにおいがします。
汁がほぼほぼ無くなるまで火を通します。
めちゃくちゃ味が濃そうな色をしていますが、乾燥させると何もかもが凝縮されるのでびっくりしがち。
まるで『全身にタトゥー入ってんのに蚊も殺せない優しい小鹿の心の持ち主』
みたいな。
いただきます♪
戻す前に比べて生に近いくらいのぷりぷり感が出てる。
んーやっぱりこれが好き。
乾燥なので独特の匂いがのぞき込んでくるけど、それも身体に良さそうな雰囲気丸出し。
今度は『きのこの薄味醤油煮込みwith卵の黄身乗っけごはん』にして食べよう。
乾燥きのこの購入方法をリンクで張ろうと思ったら『現在売り切れです』ってなってました…
なのでぷりっぷりの国産冷凍フクロタケをどうぞ♪