健康食品の王道 干しアガリクス(ヒメマツタケ)を味わう

こんにちは、MERINGI(メリンギ)きのこマイスターの、めりです。
きのこといえば今回のアガリクス(別名:ヒメマツタケ、)をはじめ、霊芝やヤマブシタケど薬効的な効果を期待されてる方もたくさんいると思います。癌が治るだとか糖尿病が治るだとか。きのこが持つ性質を見ればそれもあながち嘘でないのが分かってきます。病気になった時だけでなく、病気になる前から食習慣に気を使うことは将来に多大な恩恵をもたらします。
きのこ界のトップ5に入るきのこを手に入れました
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yh1.jpg” name=”めり”] こんにちは! きのこマイスターめりです。 [/speech_bubble]かねてよりいつか食したいと思っていたアガリクスを手に入れました。
健康食品として販売されているのが一般的なので、食品として食べてみたかったのです。
それがこの方
乾燥アガリクスが楽天さんで販売されていたのを見つけたので即購入しました。
健康食品として色んな種類が売られてはいるものの乾燥となるとなかなか見つからない。
なのでメーカーの人は「こないだうちの商品買ったのはこの人か!」と分かってしまうことでしょう。
昔アガリクスのサプリメントが一世風靡するくらい世の中に出回りました。
癌に効くとか生活習慣病に効くとか。(詳しい事はここでは割愛)
最初はアガリクスが持つ成分にとても注目され、ぜひぜひ取ってみるべき商品だったのですが、

そこで一旦世の中から消えかけ日陰になってしまいました。
アガリクスの偽物と言われたきのこも、ちゃんとしたきのこであることに変わりはないので、
人間の勝手でアガリクスの偽物と言われたきのこにとってはいい迷惑なのです。
これ以上難しい話は専門家や詳しい人に任せるとして、さっそく食べていきます♪
サプリで摂るではなく、食べる視点でアガリクスを堪能
本来、このアガリクスはお湯で戻して出た汁を飲むことがおススメの目的だそうです。
個人的にはどんな物でも咀嚼して味わって唾液を出して消化させて体の中に取り込むスタンス。
めり式健康の教科書、食事編はまず噛むことから始まります!
水に浸けて30分、早くも汁が茶色くなりました。
アガリクスの栄養分が出てきているのがよく分かります。
(ちなみにこの汁で面白い実験をしたので今後の記事にこうご期待!)
戻す事一晩・・・
網で焼けないので戻し汁ごと小さいフライパンで煮るようにして水分がほぼなくなるまで火を通しました。
アガリクスを100%味わいたいのでまずは調味料なしで調理。
煮てる間に広がる匂いは、渋いような漢方的な感じでフルーティではない。
「体に効く成分ですぜ!!!」と言わんばかりに。
ではいただきます。
味は意外にも普通の「きのこ」って感じ、
匂いは、乾燥キノコ独特の凝縮した濃い匂いが鼻に抜ける感じとその後に少しお薬くさい匂いがやってきます。
食感は乾燥させて繊維質がしっかり、にも関わらず噛み切れないわけではなくコリコリしてます。
乾燥シイタケに近いので子供はあまり好きじゃないかも。
でもスーパーのきのこに比べて安くないから、咀嚼した奥の方に重厚感が感じられます。
まるで、一見その辺のおばちゃんなんだけど、実は大御所の演歌歌手みたいな。
オーラを隠すのがうまい人みたいな。
味付けして整えればお酒のあてにもなる。
病気の人が「良薬は口に苦し!」みたいに我慢して食べるようなイメージとも違う。
松茸もそこそこ体に良い成分を含んでる王様みたいな所はあるので、
目の前にアガリクスと松茸を並べられたら松茸を食べます。
でも松茸は栽培できないんだな。
まとめ
と、こんなわけでとても良い体験ができました。
きのこに携わってないと味わってみようとも思わないし縁がなかったことです。
次は味付きで食べたらどうなるか調理してみます。
生アガリクスも何とか調べて仕入れて調理して食べられないか再調査します!