~胃袋わしづかみの「きのこレシピ」と家族の考え方サポートブログ~

知ってるようで知らないきのこの事 ①

2019/07/06
 
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きのこマイスター、イベント企画、ハンディキャップを覆す専門家 京都生まれ京都育ちの 『 きのこはもっともっとやれる! 』をテーマにしています。 きのこ仲間募集中! きのこ好きが集まった『きの会』を定期的に開催しています。
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[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yh1.jpg” name=”めり”] こんにちは! MERINGI代表 きのこマイスターめりです。 [/speech_bubble]

きのこの真実

世間で認知されている『きのこ像』と『きのこの実態』をお話していきます。

きのこは知れば知るほど奥が深い生き物なんです。

初対面でお会いするときに「きのこマイスター」と書かれた名刺をお渡ししています。

皆さんさすが食いつくところが「きのこマイスター」の肩書き(笑)

「きのこの事を語り出すと三日ぐらいかかるんですよ」と答えてます。

僕はいつだってきのこ愛たっぷりです。

さて、

まず『きのこ』と言われて想像するのってスーパーでも良く見かけるこんな形が多いですよね?

あぁ美味しそう・・・今晩、茶わん蒸しでもしようかな。

それはさておき、

きのこの本体ってどれなんでしょう?

傘の部分?

茎のような柄の部分?

それとも全部?

実はこれです。

えっ!きのこじゃないよねこれ!カビっぽい。

そう!きのこは『菌類』に属するので一見カビに見えます。

白いホコリのようなフワッとしたものが張り付いてますね。

きのこの本体はこのような「菌糸(きんし)」と呼ばれるものが本体になります。

植物で例えるなら『花』の部分がみんなが知っている『きのこ』

『茎から根っこまで』がこのカビのような白い『菌糸』になります。

この菌糸は普段、地中や腐った木の中、落ち葉の中、菌床(きんしょう)と呼ばれるカタマリの中

つまり見えないところにびっしりと張り巡らされています。

生きているかどうかは、顕微鏡で見るかポコッとキノコが出てくるまでわかりません。

ちなみにきのこがポコッと出てくるときは『子孫繁栄』の為にきのこが命がけで形成する部分です。

きのこの偏見を変える

先ほど例えで『植物で言うなら・・・』と言いました。

もうお気づきですか?

きのこは野菜コーナーに売られていながら『植物』ではないんですよ!

動物でもありません。

なのに体は食物繊維でできていて、動物のように歩かないし光合成もしない。

きのこは『菌類』です!

一時期『菌活』なんていうのが流行りました。

その時に、きのこも大いに注目され活躍したはずです。

きのこが持つ有効成分や健康、美容、大気汚染改善など未知数なメリットが出てきました。

『菌類』といえばカビのように植物や動物よりも低い『下等生物』の位置づけであったにも関わらず、

今ではとても重宝するなくてはならない存在に位置づけされています。

きのこは『分解者』という部分で大きく仕事をしています。

植物を分解し、動物の亡き殻に発生する成分を分解します。

そう、

ただ可愛いだけではないんです。




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